Naoko KAIHOU

かなりあ Vol.7



 

   新春カナリーコンサート 誌上コンサート    1/5東京・日本青年館  カナリーガールの歌声でスタートした’82年!  「今年は大いに歌って、大いに笑う、楽しい一年にしたいな!」  コルセットははずせないけど、元気いっぱいに舞台を飛びはねまわった2時間。  衣装の早変わりを5回もやって、目でも十分楽しませてくれた奈保子。  歌にかける熱い情熱がびんびん伝わってきたコンサートであった。    一部は”出逢い”をテーマにしっとりと 同年代の他の歌手と比べ、 奈保子の歌のうまさはダントツにぬきん出ていると思わないか? それが十分感じられるのが、コンサートなんだ。 しっとりしたバラードからディスコ曲まで、奈保子はお腹の底から歌い、 私たちを魅了させてくれる。 そしてこの新春コンサートでも、去年以上の歌唱力を身につけ、 歌の心を私たちに伝えてくれた。 オープニングは40万円もするというまっ白いドレス姿で登場。 「Thihk of me」「FoIlow me」 と外国曲バラードが2曲続いたあとに、奈保子のおしゃべりに入る。 「私の今年の抱負は、ありきたりですが、”出逢いとふれ合い”です。 ”出逢い”私はこの言葉が大好きです」 そう、出逢いがあるから私たちは生きてゆくんだ。 奈保子が今こうしてステージに立っているのだって、 音楽との出違いがあったからこそ。 そして私たちが客席にいるのは、奈保子との出逢いがあったからこそなんだ。 一部は最近奈保子が出逢った歌の中から選んでおくるという構成。 いわば奈保子の大好きな曲を聞かせてくれるという。 聞く側も思わず身をのり出してしまう…。 「やさしく歌って」「そよ風の誘惑」を歌ったあと、 また奈保子が出逢いについて話し出す。 「芸能界に入ってから、私はいろいろな人達と出逢いました。 ”人との出違い”私は大変素晴しいことだと思います。 その人の職業がなんであれ、会っていろいろなお話しを聞く。 私にはとても勉強になります」 奈保子は人とおしゃべりするのが大好きだと言う。 たとえ短いひとときでも、相手の人から何かを吸収しようと心がけているんだ。 奈保子が歌うたびに揺れる白いドレス。 奈保子がロングドレスを着るなんてとてもめずらしい。 時おり見せる大人っぽい表情が”女性“を感じさせ、ちょっぴりドキッ。 大好きな八神純子さんの「DeJavu」そして大ヒット曲「ハート悲しく」。 奈保子の好きな曲で、毎日のように聞いているからであろうか、 まるでオリジナル曲のように、すべての歌が自然に耳に入ってくる。 「このあいだ久しぶりに大阪の友達に電話しました。 うー彼女ったら自分のBFのこといろいろと話すんですよ。 私はじっと聞いてるだけ。いいんだもん、 いつかは私にもステキなBFができるかもしれないし…」 そして「秋桜」。奈保子はコンサート前に楽屋でこんなことを言っていた。 「私ね、『秋桜』大好きな歌なんですけど、ステージで歌いたくないんです…。 歌ってると涙が出てきちゃうんだもん…」 嫁ぐ前の女性の心が描かれている「秋桜」。BFもいない奈保子にとって、 嫁ぐ日というのはそれこそ想像もつかない未来のことだ。でも愛する家族との別れ、 ということを思っただけでホロリときてしまうみたい。 ステージ上ではやはり奈保子は涙をいっぱいためていた。 1部の最後「涙色の微笑」を歌いながら心をこめて語る奈保子。 「今まで私は、いろいろな人達とめぐり逢いました。 でもみなさんとのめぐり逢いが私にとっていちばんうれしいです。 そしてこのめぐり逢いをいつまでも大切にしていきたいと思っています。 ですからこれからもずーっと私の側にいて、 あたたかく私を見守っていてくださいね!」 私たちファンだって、奈保子とめぐり逢ったおかげで希望がもてたんだ。 この出逢いをいつまでも大切にしていこうね。      二部はディスコ!そしてヒットメドレー! 「DlSCOナオコ」の激しいリズムで登場した奈保子は、 まっ赤な、ミリタリールック。 「みなさーん楽しいですかー!?みなさんも知っている歌があったら、 私といっしょに歌ってくださーい!」 会場の大喚声で奈保子の声も聞きとれないほど! 待ってましたとばかりに奈保子コールの連呼だ。 おなじみのメドレーは、今回はディスコ調。 「DlSCOナオコ」から始まって「ハイスクールララバイ」など13曲をいっきに歌う。 会場がのればのるほど奈保子も飛ぴはね、あのケガのことなんて忘れてしまったみたい。 奈保子の顔は汗でびっしよりだ。 「ヤングボーイ」「17才」を歌ったあと、新人の石川秀美ちゃんを紹介する。 秀美ちゃんの趣味などをインタビューする奈保子は、ちょっぴりお姉さん顔。 かわいい妹ができて、とても嬉しい奈保子だもんね。 「私もデビュー当時の気持ちに戻って『大きな森の小さなお家』を歌います!」 いつ聞いても新鮮なデビュー曲。 奈保子自身がいつまでも初々しくフレッシュさを失わないから、 よけいそう感じるのかな。 オリジナルヒットメドレーを歌い、幕が下がっても鳴り響く奈保子コールに答え、 アンコールで4曲も歌ってくれた奈保子。 見るたびに磨かれてゆく奈保子独特のステージング。 今年一年間で、また大きなシンガーとして飛躍してゆくことだろう。      奈保子からのメッセージ 「新春コンサートは、もう無我夢中でした。 ファーストコンサートのときよりあがってたかもしれません。 大阪では歌詞をまちがえちゃうし…大阪のみなさんこめんなさい! でも元気いっぱいに歌って踊れて嬉しかった。 次はコンサートツアーでみなさんとお会いしましようね。 今からやる気満々の奈保子です!」  Hot News うれしいことに、このコンサートのライブ盤が2月に発売されます。 臨場感あふれるライブ盤を聞き、きみの部屋でもう一度コンサートの感激 を味わってください!      『18才の奈保子』をテーマに  新しい奈保子が発見できそうな’82年! 決して背伸びをせずに、女の子として、そして歌手として着実に大きくなっていく奈保子。 今年はテレビ出演はもちろんのこと、コンサートに重点を置いて活動していくそうだ。 そして今まで感じることの出来なかった新しい奈保子を発見することが出来そうだ。  ひと味もふた味も違うステージを展開してくれそう! 新春コンサートで幕を開けた82年。 予想以上の大成功をおさめ、さあいよいよ本格的なNAOKO YEARのスタートだ。 まだまだ寒くて、暖かくなる日が待ち遠しい毎日だけど、 奈保子はもう3月20日から始まる東北地方から九州にかけての コンサートツアーのことで頭がいっぱい。 今まで以上の手ごたえあるステージにしようとはりきっている。 コンサートツアー以降の詳しいコンサートスケジュールは発表になっていないけど、 これまで行かなかった地方へも訪れるという。 奈保子のステージを見たことのなかったきみ、今年こそ奈保子の歌に直に触れ、 そのすばらしさを満喫してほしい!      奈保子からあなたへ 「今年はたくさんコンサートをやる予定ています。 私は直にみなさんとお会いするのがいちばん好きだし、 いちばんたいせつなことだと思っているんです。 みなさんと出会って、ふれ合って、という機会をより多くもって、 一人でも多くの方にお会いしたい。 奈保子があなたの街へ行ったら、是非コンサートを見にきてくださいね。 奈保子も健康に十分気をつけて、 ひとつひとつのステージを全力を出し切ってがんぱります!」