Naoko KAIHOU

かなりあ Vol.10



 

   新曲は9/1発売! 『ケンカをやめて』   今までとまったく違った新曲に、奈保子チャレンジ ほんとうに短かった今年の夏。 楽しい夏休みもあっという間に終わりを告げようとしていますね。今ごろきみは、 宿題でひーひー言ってる頃かな?でも秋よこないでくれー! なんて言わないで!だって、奈保子の新曲が発亮されるんだから!   秋らしいしっとりした歌なのです。 「ケンカをやめて」は、奈保子の夏のコンサートを見た人はもう御存知のはず。 そうです。奈保子が2部の最初に唄う曲なのです。 二人の男の子と軽い気持ちでつき合っていた女の子。その女の子を男の子2人が争う…という内容で、 「ケンカをやめて…悪いのは私です…」と訴えかける甘くせつない歌。 作詞作曲は、カレッジポップスの女王といわれる竹内まりやさん。 今までまったくなかった詞と曲で、奈保子がとても新鮮に感じてしまう歌なんです。 秋の代表作は「ケンカをやめて」に決まりそう!リクエストよろしくね!       奈保子からあなたへ 作詞作曲、そしてコーラスまで竹内まりやさんがやってくれた「ケンカをやめて」。 また今までとガラッと変わって、秋ということで違った奈保子を見ていただきたいなと思っています。 こういう内容の男の人と女の人の気持ちわかりますかって聞かれるけど、 私もなんとなくわかる気がします。身近にありそうですよね。 奈保子自身で自分なりに理解して唄っていきたいと思います。それにちようどこの曲で、 奈保子のシングル10枚目なんですね。だからよけいファイトがわいちゃう! 一生懸命がんばりますので、みなさんもリクエストなどで応援よろしくお願いします!       天までとどけ!奈保子の歌声!   夏のコンサートレポート 夏は海!と相場か決まっていて、それと同じように奈保子にとっての夏はコンサート! と決まっている。夏は熱い、だから燃える、燃えるから唄う! ひとつのコンサートプログラムを経るたびに、歌手として、 また女の子としてどんとん成長してゆく奈保子。今回のレポートは、 このコンサートの初日である沼津市民会館からお贈りします。   逃げ出したいくらいステージが怖い 初日ということでスタッフはかなり神経がたかぶっている。奈保子自身は? 「うん…ものすごく怖い。初日っていっつも逃げ出したいくらい…。 だけど私の歌を聞きにきてくださってるお客さんが、私のことを待ってるんです…。 だから怖いけど唄うの」不安気な笑顔で語ってくれた。オープニングの衣裳である、 赤と白のしましま模様のピエロファッションを着込み、楽屋でスタッフの声を待つ。 「奈保子!いくよ!」 ドキッ…。こんな心臓の音が聞こえてきそうなくらい、 奈保子の表情は緊張感が漂っていた。 ステージでは「夏のヒロイン」のイントロが演奏され、飛び出してゆくそのときを、 奈保子は舞台のそででリズムをとりながら待っている。 たくさんの色の照明が当たり、そこだけ別世界のように浮き上がっているステージ。 数秒後にはたくさんのお客さんの前で唄い、踊るその場所を、 奈保子はどんな気持ちで見つめているのだろう。 たぶん頭も心もがらっぽなんじゃないかな。 たとえば本番直前までくり返しくり返につぶやいていた、お客さんへの挨拶の言葉も、 覚えたての歌詞も、みんなそのときは消えちゃってて、今はただあのステージ中央に立って、 「夏のヒロイン」を唄うことだけしかないんだと思う。 喚声がひときわ大きく響いて、奈保子が飛び出していった。 大人っぽい歌詞の「愛で殺して」「17才」「NAINAI16」そして「北酒場」まで入り、 また「夏のヒロイン」で終わるサンバメドレーがオープニングだ。 このメドレーでびっくりしたことがひとつ。奈保子の踊りがすっごく軽やかに、 見事なくらいうまくなっている。リズムにたくみにのって舞うという表現がぴったりなくらい。 夏のコンサート合宿のたまものだろう。はちきれんばかりの笑顔。さっきの緊張感はどこへやら…。 「こんにちはー!暑いですね−!夏は好きですかー!?」 息をはずませて客席にむかって御挨拶。 「人には夏型、秋型、冬型、春型ってタイプが4つに分かれるけど、 私ってどの季節が好きだと思いますか?」 場内からそれぞれの答えが返ってくる。きみはどのタイプだと思った? ちなみにこの日圧倒的に多かった会場の意見は夏型。 「実は私、春型なんです。夏は暑いから苦手。冬は寒くてダメ。秋は淋しいでしょ…。 春というとぽかぽかしてて、あののんびりしたムードが私の性格にぴったり合ってるみたいです。 でも今日は、みなさんと一緒に汗をいっぱいかいて、楽しくやっていきましよう!」 そう、もうステージに立った以上、奈保子は夏は苦手なんて言ってられない。 オープニングからこんなに場内は盛り上がっているんだもの。   CPでしっとりと弾き語り ステージにCP(シンセサイザーピアノ)が登場し、 白いブラウスにホットパンツというスタイルで奈保子登場。 ひさしぶりにしっとりと弾き語りを披露してくれた。 そして「ウーマン・イン・ラブ」「スマイルアゲイン」という難しい歌を2曲続けて唄う。 「レコーディングってね、スタジオの中でたった一人で唄うんです。 ガラスのむこうではディレクターさんたちが、おっかなーい顔してこっちをじーっと見てるし…」 なんていうレコーディングエピソードの話しのあとは、 衣裳ができるまでの段階をステージ上で見せてくれる。 白いボードのむこうで顔だけ出してモソモソゴソゴソ。考えすぎのファンは、 ひょっとしたら今まで着ていた衣裳をぬいで、着がえているのかな… じゃああのボードのむこうの奈保子は裸!?なーんて想像しちゃうシーンだけど、 残念でした。衣裳の上にまた衣裳をつけてるだけなのです。 今回のコンサートの見どころは、この衣裳の早変わりでもある。 一部だけで3回もチェンジして、いろんな奈保子がお目にかかれるんだ。   白いロングドレスで19才のしなやかさを 二部は波の音から始まった。そして純白の肩を出したドレスで、 新曲の「ケンカをやめて」が二部のオープニングだ。 「二部は私が選んだ曲をお贈りしてゆきます。 私の大好きな曲…そして大尊敬する宏美さんの『聖母たちのララバイ』」。 この歌は本当に歌唱力を要する歌。奈保子は心をこめて、見事に唄いあげる。 宏美さんとまたひと味違った『聖母たちのララバイ』が楽しめた。 「夢の途中」「愛はかげろう」「心の色」と続き、 みんなと大きな声でぜひ一緒に唄いたいと奈保子が強く希望した「心の旅」。 会場全員で大合唱できる歌というのは嬉しい限り。 ブルーの中世の貴族風の衣裳に着がえ、さあお待たせのオリジナルメドレー。 奈保子が力いっぱい唄えば会場も応援コールで答える。 客席と奈保子が完全に溶けこむステキなひとときだ。 「私も夏バテしないようにがんばります!みんなもがんばってね−!」 大きく手を振ってステージを去る奈保子。だけど幕が閉まったって、誰ひとり立ち上がらない。 アンコールの手拍子で会場は揺れ動いている。 首にタオルをかけて、ジョギングスタイルで、再びステージに飛び出してきてくれた。 奈保子の激しい踊りで、胸にかかれた「N」のマークが大きく揺れる。 「ラブレター」、そして外国曲を唄い、奈保子は疲れなんて少しも見せない。 「体に気をつけて、また会う日まで元気でねー!そして夏休みを楽しく過ごしてねー!」 友達にグッバイするみたいに、元気よくお別れの挨拶をしてコンサートは終わった。 前よりも歌唱力がつき、踊りも数段の進歩を見せ、 そしてなによりもお客さんの心をガッチリつかまえてしまう奈保子のステージィング。 アーティストとしての成長を大きく感じた夏のコンサートであった。